20220626 惰眠と黒糖カフェオレ
Twitterで書いている日記の続き
#diary20220626
— Risa (@Risastove) 2022年6月26日
今日も朝から日差しが強かった。早朝に起きたが、またとろとろ眠って半日を過ごした。うっすらと隈ができていたので寝不足か、うまく眠れていないのかもしれない。昨夜煮詰めておいた黒蜜を冷たいミルクに入れ、少しコーヒーを足して黒糖カフェオレを作った。黒糖は夏に合うと思う。
暑い日は特に用事がないと眠ってばかりになりがちだ。冷房の効いた薄暗い室内で、清潔なタオルケットに包まれて眠るのは快楽の一種だと思う。全てにおいて快適で、閉じていて、満ちている時間だと思う。夫も猫もずっと眠っていたので、我が家は眠りに包まれた一日だった。
昨夜、たこ焼きの下拵えが終わった後、夫の帰りを待ちながら黒糖を煮詰めていた。黒糖は、同量の水と20分ほど煮込むと黒蜜になる。自家製の黒蜜は市販のものよりサラサラとしていて、甘味もあっさりとして美味しかった。冷たいミルクとコーヒーと混ぜて黒糖カフェオレを作ってみたが、これも滋味のある感じで美味しかった。贈ってくれた沖縄在住の友人に感謝だ。
この友人は、黒糖の他にもいくつか沖縄の特産品を贈ってくれていた。季節柄、シークワーサーやハイビスカスのジュース、クラフトコーラ原液などの飲み物が多く、故に(ありがたいことに)今、我が家の飲料事情はなかなか充実している。いつもは麦茶と無調製豆乳くらいしかないのだが、飲み物が何種類かある状態は意外に快適で、今後もこの状態を続けようかと思うくらいだ。別件でいただきもののルイボスティーがあったので、明日にでも早速淹れて冷やしてみようと思う。
20220625 洗濯日和と夜行性の生き物
Twitterで書いている日記の続き
#diary20220625
— Risa (@Risastove) 2022年6月25日
今年1番の猛暑日だった。朝からクーラーを稼働させつつ洗濯機を3回回してシーツや毛布を洗って干した。あっという間に乾いたが、日差しが強すぎて取り込む気になれず夕方までそのままにしておいた。この時期だけは夜行性の方が良いのではないかと思う。夜ご飯はたこ焼きパーティー
温風器に当てられ続けたような日だったが、洗濯をしてしまうには好都合な一日だった。大物ばかりを洗濯機に放り込んで、洗っては干し洗っては干しを繰り返した。狭いベランダは洗濯物でいっぱいになり、洗剤の濃い香りが漂っていた。日差しで乾かされた洗濯物は、いつもより清潔な気がして嬉しくなる。隣のアパートや向かいの家々もこれでもかという量の衣類を干していて、晴天の下、なんだかとても平和な気持ちになった。
真夏の昼、特に午後の時間帯の住宅街は停滞した空気が蔓延しているように感じるが、この時期はまだそうでもない。まだ、湿度や影の濃さが夏のそれらに足りないのだと思う。夏は好きでも嫌いでもないが、あの暑さには気迫を感じて、いっそ清々しいなと思う。
洗濯物には嬉しい陽気だが、こういう暑い日が続くと気温の下がった夜に活動したくなる。夜行性というのも、この時ばかりは良いのではないだろうか。気温が下がった頃に、寝ぐらの穴から這い出してくるような生き物になりたい。
20220624 仕事とチョコミントアイス
Twitterで書いている日記の続き
#diary20220624
— Risa (@Risastove) 2022年6月25日
湿度は低いが暑い一日だった。今日までに仕上げたい仕事があり、集中して取り組む。終わった頃には体が重く、そのまま横たわって眠ってしまった。なかなか食欲が湧かず、夫には外食をお願いし、自分はずっと横になっていた。翌日の朝ご飯にオートミールを食べた。
どうしても金曜中に仕上げたい仕事があり、集中して取り組んでいた。制作は好きな仕事だが、終わったあとに抜け殻状態になるのはどうにかならないものかと思う。肉体的にもすり減っていたので、仕事が終わってそのまま横になり夜まで眠った。
仕事中に、何本かチョコミントアイスを食べた。好みの分かれる味だが、私はこれを食べないとアイスを食べた気がしないくらい好きだ。最近はコンビニやスーパーでもこのフレーバーのものが増えていて、見かけたら試してみることにしている。いくつか食べたみたが、薄味で軽い味わいの、いわゆるラクトアイスの方が好みだった。ミントが濃厚すぎるとどうしても歯磨き粉を連想してしまう。薄い水色にチョコチップが散らばる見た目も、夏らしくて爽やかで可愛いと思う。
一昨日の夜、夏休暇用のホテルを予約した。各種旅行サイトや口コミ、レビューサイトを吟味し、熟考の末に山の上にある古くて大きなホテルにした。今回は日々の慰労を目的としている為、静かな立地であること、スタッフや他宿泊客との距離が近すぎないこと、客室が清潔であることを条件に探した。初めて泊まることになるが、良いところだといいなと思う。
20220622 雨上がりと待つこと
Twitterで書いている日記の続き
#diary20220622
— Risa (@Risastove) 2022年6月22日
久しぶりに涼しい朝だった。冷たい空気が嬉しくて早めに起きた。今日は一日仕事に集中した。季節ものの仕事だと〆切が延長できないので少し冷や冷やする。夕方、少しの間強い雨が降った。雨が上がったのを確認してから買い物に行った。夕飯は挽肉がたくさん入ったミートパスタを作る。
雨が止むのを待つのが好きだ。今日も仕事をしながら雨が止むのを待っていた。雨には雨音以外に止んだことを知らせてくれる合図がいくつかあって、何か別のことをしていても、五感をそれとなく窓の外に向けていると気づくことができる。それは鳥の鳴き声だったり、響きの良くなった車のエンジンの音だったり、空気の湿り具合や温度だったりする。
雨は待っていれば(大抵の場合は)ちゃんと止んでくれるし、その後の予定を想像しながら他のことに没頭するのは楽しい。元々待つという行為が好きなんだと思う。友人と待ち合わせをしていて「遅れるね」という連絡がくると少しわくわくしてしまう。何をしようかな、と思う。たった数分のことが多いが(自由だ!)と思う。
人を待っている時間はとても宙ぶらりんで、小さい子供が親もしくは信頼できる誰かのお迎えを待っているような、気楽さとほんの少しの心細さがある。本当に来てくれるのかなという不安がうっすらある状態の自由、というのが好きだと思う。
夜は二日ぶりに筋トレをした。筋肉が付くと体が引き締まるのだが、みるみるうちに体が薄くなっていくのを見るのが楽しい。鋼のような体になりたいという気持ちがあるので、いつかそうなるのを目指して続けていこうと思う。
雑記 優しい忘却と架空の国
「もし10日間どこでも行っていいよと言われたらどこに行く?」
少し前にそう尋ねられたことがあった。Zoom飲み会をしている時だった。そのとき私は「イギリス」と即答して、いかにかの国に行きたいかを滔々を述べた。尋ねてきた相手は「タイに行きたい」と言い、昔訪れたその国の良さについて話してくれた。
私が行ったことのないイギリスは憧れと幻想に満ちた島国で、彼が行ったことのあるタイは温かな思い出の中の国で。各々がそれぞれの思いを元に、今ここにはないものについて話せたことが私はとても嬉しかった。
今ここにないもの。架空の良さは、優しく今を忘却してくれることだと思う。耽溺すると心身の毒になるが、一時的に現実から意識を外し、幻想と憧れと過去に遊ばせてくれる。その後戻ってきたときも、胸の中のほのかな光となって暖かく灯り続ける。冷たく厳しい雨や風に追われた時は、こうした光が助けてくれるように思う。明日をまた生きることが当たり前ではないと思ってから、架空の与えてくれるものを考えている。
雑記 キーワード検索と雨の曲
Amazon prime musicの検索窓に思いついたキーワードを入れ、出てきた曲を聴くのにハマっている。十人十色という言葉を音楽にして聴いているような楽しさがある。
ただ聴いているだけでも耳慣れない曲が多くて面白いし、曲の中でキーワードがどのように表現されているか、考えながら聴いてみるのも面白い。
「雨」というキーワードで検索した時に、表示される数千人の歌手の数千の曲。これら全てが違う「雨」を歌っているのだと思うと興奮を覚える。最近検索してみたキーワードは、
・雨
・遺書
・花びら
全部すごくいいなと思った。次は、このあたりで検索してみようと思う。
・冷たい水
・チャイナ服
・雨上がり
・ワルツ
冒険、荷物、家、静かもいいな。言葉に惑わされて生きたい欲望が満たされて満足できる。明日はもし天気が良ければ「晴れ」で検索してみようと思う。
20220621 夏至と体液
Twitterで書いている日記の続き
#diary20220621
— Risa (@Risastove) 2022年6月21日
雨の夏至。体にまとわりつく湿気と、ぼんやりした頭痛と戦いながら仕事をした。夕方、目の奥まで痛みが滲み出してきたので早めに夕食を作って横になる。雨のせいか、過去に会った色々な人たちの忘れられない目つきを思い出してしまう。夕飯は鯖の塩焼き、甘い炒り卵と茹でアスパラ。
二日分の日記をまとめて書いたが、やはり一日ごとにつけようと思う。その時の気持ちが消えてしまう。
夏至の日は変な天気だった。体の熱がうまく放出されていないような感じがあり、クーラーをつけて冷やすか、熱を出しきるために温めるか、判断つきかねる一日だった。結局湿気に負けて除湿を付けた。
朝からぼんやりと頭が痛く、夜になってピークを迎えた。痛いなと思いながら夕食を作り、洗濯物を干した。鎮痛剤を飲むのが遅くなり、効くのを待ちながら横になっていた。
雨に引き摺られると思っていいのか、こういう日はメランコリックなことを思い出す。一瞬だけバイトをしていた会社の事務の女の子の、(ずるい)という目付きとか、適応障害だった日々のこととか。こういう日に染み出してくる感情は、じわっとして生暖かい。私の体温で温められた体液だと思う。苦しいのに気持ち悪くない。自分のものだから。
昼間、少しだけ夏休みの滞在先を検索した。予算以内でいい旅館が見つかったので夫に連絡した。帰ってきたら話しあって決めようと思う。